シリーズ化中の記事、前回の続き↓
目標について無駄に深掘りしすぎた気がするが、次は更に救いようの無い話。
「挫折」
しかしこれが行動にうつる際のいいエンジンになっていたりする。
結論から言うと、院試の失敗である。アメリカの大学院に行くつもりでいたので、受かった際、出発の直前に「日本で自分が学んだこと」のアウトプットの場として、ソロリサイタルを開催するつもりだった。当初は日本やら家から完全に姿を消すつもりでいて、「日本人の金澤ニコラスは一度ここで死にます」ぐらいの感覚でいた。(ここら辺についてはまたいつか記事にしようと思ってはいる。)その際、日本になるべく未練が残らぬよう、できるできないに関わらず、「しぼめる花」をプログラムにいれて、学部時代抱いた自分の音楽観への疑問(詳しくはこちらの記事で)を、ここで解決してやろうと考えたのである。
楽譜も作り始めていた中、その計画自体が、院試のそれも書類審査での門前払いで夢のままに終わったことで、「しぼめる花」どころか音楽そのものへの学習意欲が落ちるところまで落ち、その末端にあったこれらのモチベーションは、即座に記憶から抜け落ちるのである。
次回、奇妙なほどに明るくなる。「突然の巡り合わせ」
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